デジカメ(運動会用)

1.希望仕様

今、持っているデジカメはコンパクトデジカメ。
光学3倍ズームでは運動会では使い物になりません。
今年はまめちゃん(娘)の初めての運動会があるのでズームがそれなりにできるデジカメがほしくなりました。

 @屋外の運動会用。当然被写体は自分の子供。
   屋外で動き回る子供をしっかり撮影できること。ズームは300mm以上。
 Aできるだけシャッタースピードが速いこと。
   運動会用だが屋内でも撮ることを考えてシャッタースピードが速い、または手振れ補正がほしい。
 B現像サイズ
   我が家の場合、サービス版にしか現像しない。よって画素としては200万画素以上。それくらいあたりまえか。

2.候補機種

候補にしたのは以下の2機種です。
EOS Kiss DigitalXはデジタル一眼として高感度にしてもノイズが少ない(と雑誌に書いてあった)。
FinePixS6000fdはF30のCCDを使ったネオ一眼。
Fujiといえば高感度で手振れ、被写体ブレに強い。でもCCDサイズは一眼と比較すると小さいし、思いっきりズームしたときにシャッタースピードが遅ければ役に立たない。
EOSで明るいズームレンズを買うと解決するが高価。

  Canon EOS Kiss DigitalX Fuji FinePixS6000fd
有効画素数 22.2×14.8mm 有効1010・総画素1050万画素 1/1.7型CCDハニカム
記録メディア CFカード xDピクチャーカード
ダスト除去 センサークリーニング(自動)
センサークリーニング(手動)
撮影データへのダストデリートデータ付加
なし(レンズ交換がないので不要)
撮影モード スタンダード・ポートレート・風景・ニュートラル・忠実設定・モノクロ・ユーザー設定3つ ナチュラルフォト・高感度2枚撮り・人物・風景・スポーツ・夜景・花火・夕焼け・スノー・ビーチ・パーティ・美術館・花の接写・文字の撮影
ホワイトバランス オート・太陽光・日陰・くもり・白熱電球・白色蛍光灯・ストロボ・マニュアル オート・晴天・
ファインダー視野率 上下左右とも95% 約100%
ファインダー倍率 約0.8倍(50mmレンズ・∞・-1dpt) 約100%
測距点 9点 センター固定AF/オートエリアAF/エリア選択AF(49ポイント)
フォーカスモード ワンショットAF・AIサーボAF・AIフォーカスAF・手動(MF) シングルAF、コンティニュアスAF、マニュアルAF、ワンプッシュAF(マニュアル時)
測光方式 35分割TTL開放測光
・評価測光(すべてのAFフレームの対応)
・部分測光(中央部・ファインダー画面の約9%)
・中央部重点平均測光
TTL256分割測光
マルチ・スポット・アベレージ
ISO感度 簡単撮影ゾーン(ISO100-400相当)
応用撮影ゾーン(ISO100-1600相当)
ISO100-3200
露出補正 1/3、1/2段ステップ±2段(AEB併用可能) -2.0EV〜+2.0EV 1/3EVステップ
シャッター速度 1/4000〜30秒(1/3,1/2段ステップ)、バルブ、X=1/200秒 1/4000〜30秒
セルフタイマー 10秒 約10秒/約2秒
連続撮影速度 最高3コマ/秒 最短0.45秒間隔で連続3コマ
連続撮影可能枚数 JPEG(ラージ・ファイン):約27枚 エンドレス連写(内蔵メモリーまたは記録メディア容量までの連続撮影:最短約1.5秒間隔)
大きさ 126.5(幅)×94.2(高)×65(奥)mm W 130.7mm×H 97.2mm×D 119.5mm(突起部含まず)
重さ 510g(本体のみ) 約570g(電池、xD-ピクチャーカード含まず)
約660g(付属電池、xD-ピクチャーカード含む)
撮影可能枚数 ストロボなし(500枚)、50%ストロボ有(360枚) アルカリ電池:200枚
ニッケル水素:400枚
焦点距離 - 光学10.7倍28-300mm(35mmフィルム換算)
デジタル2倍
開放F値 - F2.8-F4.9
撮影可能範囲 - ・標準 40cm-∞
・マクロ 10cm-3m
・スーパーマクロ 1cm-1m
特徴的機能 - ブレ軽減モード
顔キレイナビ
本体値段 89,100(EOSKISSデジタルXレンズキット) 41,685
メモリー値段 2,377(1GB:コンパクトフラッシュ) 5,480(1GB:xDピクチャー)

*値段は06/10/21価格ドットコム最安値

3.比較結果

値段の差が倍以上。レンズを交換しないのなら一眼レフの意味は半減だと思います。
自分の使い方を考えてみると運動会など。
旅行に持って行くには大きさが問題になるので子供の運動会などの行事で使うだけ。
となると高価なものを買うのはもったいない。けど失敗はしたくない。
このあたりは悩みどころ。
結局、費用対効果を考えてFujiにする。

4.使ってみて
顔キレイナビはファインダーの中である程度顔が近くないと反応しない。
その条件を満たせばポスターでも反応する。
ズームは手動だが自分の意思で早く反応できるのでなかなか良い。
iフラッシュもなかなかよく光量の調整がされるのでフラッシュ撮影に不自然さが少ない。
基本的に感度をガンガン上げていくので流し取りには向かない。
ISO3200はノイズが多すぎるためサービス版でもきついと思う。感度の上限を設定できるようにして欲しかった。
MENUの階層にちょっと不自然さがあるので覚えにくい。となると行事ごとにしか使わないような場合、使いにくい。(使い方を覚えられない)
電池の持ちはなかなかよいと思う。一応電池には三洋のエネループを使っているが。
一番の欠点は付属ソフト。
1GBのメモリーを購入したので3MBで撮影すると撮影可能枚数は1000枚以上。
何日か撮影してまとめてPCにコピーするとき取り込みの日時でフォルダができてまとめられてしまう。
前機種(LUMIX DMC-FX1)の付属ソフトが撮影日時で振り分けできた。
Fujiのサポートに連絡したがやっぱり撮影日で振り分けでなきない。
カメラのできはいいのに非常に残念。
最後にかとりせんこうは被写体は家族と庭の木くらいだが画像としてはホワイトバランスは優秀。肌の質感もとっても良い。
たまにしろとび方向にバランスが崩れるときがある。
室内撮影にとても向く。
手振れ補正がないがその分感度が高いのであまり気にならない。
総合的に買って満足のカメラでした。